子供の魚の目(ウオノメ)危険なイボの可能性大!治療経過公開中
2017/06/26
子供がある日、足にイボが出来た!と言うのでみてみると、魚の目?タコ?のような小さな固い粒ができていました。
小児科へ定期的に喘息でかかっているので先生にみてもらうと『うーん?うおのめ?かな?』と。
とりあえず専門じゃないから気になるなら皮膚科へ行ってみてね!との事なので後日皮膚科へ。
すると皮膚科の先生から衝撃の一言が!『ウイルス性のイボですよ』『移りますよ』との事・・・
けっこう厄介なイボで現在している治療方法や、いっけんウオノメに見えるこのイボが、どんなイボなのかまとめてみました。
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目次
魚の目とソックリ?ウイルス性イボ「尋常性疣贅」(じんじょうせいゆうぜい)の正体
子供の足に出来たイボの写真です。
魚の目にそっくりじゃありません?
皮膚科の先生の話では子供の足には基本的に魚の目は出来ないそうです。
体操やバレーなど足をしめつける靴をはいていたりすると出来る事もあるそうですが
たいがいは、ウイルス性のイボ「尋常性疣贅」(じんじょうせいゆうぜい)なんだそうです。
聞いたことがない名前のイボだったので『?』な顔をしていた私に親切な先生は
メモ用紙に名前を書いて渡してくれました。
先生『このウイルス性のイボは魚の目と違ってイボの中に乳頭っていう突起が出来て、その間に毛細血管が入り込んでくるんですよ。
それをみて見分けることが多いです。』
との説明でしたが、私にはさっぱり見分けがつきませんでした。
一度治療した後のイボには黒いブツブツのようなものがでてきて
イボの中心に黒っぽくうつっているのが☟これがその血管らしいです。
でも、治療前のイボには素人の私には魚の目にしかみえませんでした。
尋常性疣贅は、「ヒト乳頭腫ウイルス」というウイルスの一種が皮膚に感染してできます。
皮膚は解剖学的な構造や免疫の働きなど、様々なバリヤー機構でウイルス感染から守られていますが、小さい傷が出来たり免疫力が低下すると、疣贅が出来やすかったり、ひどくなったり、治りにくくなったりします。
ですから、免疫力が低くなるような病気にかかっている時、免疫を押さえるような治療を受けている時やアトピー性皮膚炎などで、皮膚のバリヤー機能が落ちている時には、特に注意が必要です。
また、特別な場合でなくても、手あれや髭剃り後など、目に見えないくらいの小さな傷からでもウイルスが侵入します。ヒト乳頭腫ウイルスは小さな傷を通して皮膚に入り込むと言われているので、傷を作りやすい手足にできることが多いですが(半数くらいは足にできます)、どこの部位にもできる可能性があるイボなんだそうです。
ウイルス性のイボ「尋常性疣贅」の治療はどのように行うの?
1、できてしまった疣贅を何らかの治療で除去する
(液体窒素凍結療法、スピール膏貼付、活性型ビタミンD3外用療法、グルタルアルデヒド外用、モノクロロ酢酸塗布等)
2、免疫力を上げて疣贅を治す(漢方薬の内服等)
3、原因となっているウイルスを退治する(ビダラビン外用等)
があるそうですが「液体窒素凍結療法」が一般的におこなわれているそうです。
我が子も先生からの選択肢などなく「液体窒素凍結療法」が有無を言わず即日おこなわれました。
ウイルス性のイボ「尋常性疣贅」(じんじょうせいゆうぜい)で行う液体窒素凍結療法とは?痛い?
液体窒素と言われる窒素をマイナス196度の温度で治療をするようです。
私が受診している皮膚科ではこのような水筒?のような入れ物に液体が入っていました。
先生が珍しい液体でしょ。写真とってもいいよ!と言うのでお言葉に甘えてとらせていただきました。
その液体窒素を患部に綿棒などにつけてイボに押しあてていきます。
急速に冷たくなるので患部は白くなります。すごく冷たいので白いゆげ?がでています。しばらくすると元の色に戻ります。
我が子は1度の治療で3回ぐらい幹部に押し当てました。
液体窒素で細胞を冷凍し、患部の組織にダメージを与えていく方法だそうです。
治療直後は水ぶくれができることもあるそうですが治療を続けていくとイボが変化しかさぶたができ、その後取れたり小さくなったりするそうです。
我が子はいまのところ水ぶくれが出来たりすることはありません。
気になる痛みですが先生の話では『痛いよ!大人でも結構痛い!』レベルだそうです。
我が子の反応は一回目の治療ではピリピリする♪程度らしく余裕でした。
2回目の治療では『いてててて』と少し痛がっていましたが、まだまだ余裕そうです。
ちなみに我が子は怖がりの痛がりなので、すごく痛いと、もう行かない!と言うのでやっかいですが
今のところ嫌がらず通っています。
治療回数はそれぞれの場所や皮膚の厚さによって変わってくるようで、皮膚の薄いところなら2.3回で終わる事もあるそうです。手や足のひら、爪のまわりなど皮膚が厚い部分は10回~15回かかる事もあるようです。人それぞれ治療期間は違う事が多く、半年以上かかる事もあるようなので気長に頑張る必要があります。
一度で治る事はあまりないので1週間~2週間に一度の間隔で治療を繰り返していくようです。
治療経過!イボの様子
スタート!治療前のイボ
治療初日(1回目)
1回目の治療後のイボ(イボの膨らみがとれてくぼんでいます。治療前にはなかった黒点が!)
治療2回目
1回目の治療から2週間後に治療した2回目の治療後のイボ
(治療前より大きくなった?まん中がくぼんで周りが盛り上がってきました。母的になんとなく少々不安)
☟増えた・・・!ウツるとはきいていましたが、イボが2個に増えてしましました・・・トホホ
指でつまんでいる足に小さな水いぼのような?イボが出来ています!同じタイプのイボなのか次の診察のときにきいてみます。
治療3回目
前回の治療からさらに2週間後です。 おや?小さくなってきた!前回すごくイボが盛り上がって不安でしたが
順調に?小さくなってきました。先生からは『必ず治りますから!』と力強く言っていただきました。
ちなみに移ったと思われるイボも診察して頂いた結果やはり移っていました。こちらも治療中です。
治療3回目終えて5日目にとれた!
お風呂に入ってふやけたときにポロッとれたみたいです。
まん中に穴があいて黒い部分がなくなりシンがとれました。
まとめ(完治しました!)
↑上の写真が完治した現在の足です。穴も完璧にふさがりイボもなくなりました。
子供の足に魚の目やタコやイボが出来たら絶対に皮膚科を受診するのがオススメです。
素人判断では魚の目なのかタコなのかイボなのかさっぱり見分けがつきません。そしてウイルス性のイボの可能性が高いです!
そして移ります!実際子供の足に1個だったイボが2個になりました・・・
我が家には子供が2人いるので下の子にも移りそうな予感がしていて今から憂鬱です。
(憂鬱と思っていたら見事下の子にも同じ症状が・・・下の子現在治療中です)
冬場なら靴下をはいているのでまだセーフ?だったかもしれませんが
イボが出来たのが夏で素足で室内を歩き回りでした。
同じ?ウイルス性のイボ『水いぼ』も下の子が水いぼになったのが上の子に移りました・・・
ウイルス性のイボおそるべし!です。
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