水いぼは治療するべき？イソジンは本当にきくの？ピンセットでとるのは痛い？

子供の二の腕に小さなポツポツをみつけたのが始まりでした。１～２個ぐらい、本当に小さな粒で、はて？と思っているうちに数が増えてきて
皮膚科に連れて行くと『水イボ』との事でした。増える前にとっておいた方がいいですよ！麻酔テープを出すから、都合の良い日に『水イボ』取りに来てくださいね！と・・・とる？？？どうやらピンセットで水いぼを１個1個引っ張って取ると言うではないですか！？
どうやら私が受診した皮膚科での水いぼ治療はピンセットでつまむのが主流みたいで、言われた通りに麻酔テープを張って準備をし後日ピンセットでとってもらいましたが、かなり痛みをともなうらしく、一度でとりきれなかった水いぼを子供がもう治療したくないと言い出し他の方法がないのか調べてみました。
そもそも、『水いぼ』は治療するべきなのか！？も合わせて調べたので紹介します。

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みずいぼ（伝染性軟属腫　でんせんせいなんぞくしゅ）とは？

みずいぼは伝染性軟属腫ウィルスが皮膚に感染してできます。

＜みずいぼの原因＞

伝染性軟属腫ウイルスの感染によりできます

＜みずいぼの症状＞

数mm大～大小様々な大きさの白っぽい光沢をおびた丸い粒がみられます。
大きいみずいぼでは中心部が軽くへこんで見える場合があります。
内容物は白い粥状の物質が球状になっているのがみられ、これにウイルスがいます。
(軟属腫小体）
おもに小児の体幹、四肢にみられますが、大人でもなる場合があります。
かきこわすなどしてうつり(自家接種）多発する場合が多いです。

病院でのみずいぼの治療方法

自然に消退しますが長期間かかります。かなり数が増えたり
かゆみを伴ってかきむしり、細菌感染をおこすようなら少ない内に処置することが多いです。

みずいぼ治療はウィルスがいる白い玉（軟属腫小体）を取り除くとなおります。

ピンセットで摘除

ピンセットでみずいぼをつまんでとります。一回で治療が終了します。
治療前に麻酔シール(ペンレステープ）を使用して痛みを軽減して水いぼをとります。

我が子も、この方法でとりましたがまったく無痛というわけではないようで
普通に痛いと泣いていました・・・

取った後は血も出ていて、それがかさぶたになって完治といった感じでした。
ただ、とりきれてなかった水いぼが他にもあったので水いぼの位置をきちんと把握することが大事だと思います。

このような穴の空いた専用？のピンセットで、ものすごく高速なスピードで水いぼをとっていました。

あまりに原始的な治療に、私にも出来るのでは？

と思ったぐらいです。

サリチル酸絆創膏

サリチル酸絆創膏(スピール膏）をみずいぼ部分に貼りふやかして取る方法です。スピール膏をみずいぼ程の大きさに小さく切ってはり、ずれないように上からテープでとめます。入浴時に毎日はりかえます。しばらくするとはった部分がふやけるか少し炎症をおこしたようになりみずいぼがとれていきます。

硝酸銀ペースト法

硝酸銀と小麦粉を混ぜたペーストをみずいぼに塗り腐食させて落とす方法です。

硝酸銀と小麦粉を混ぜたペーストをみずいぼ部分に極少量塗り、乾燥させて終了です。
塗った部分が少しかゆくなるか、ぴりぴりすることがあります。
しばらくするとペーストを塗った部分が黒くなり2週間ほどの間に脱落しみずいぼがとれます。

ヨクイニン内服

ヨクイニンはハトムギから調製・抽出されたエキスを成分とする漢方薬で
尋常性疣贅や青年性扁平疣贅などのいぼの治療薬として用いられていますが、
免疫反応を活性化することによりみずいぼにも効果があります。
小児でも安全に内服できる漢方薬です。
少しずつみずいぼが縮小していきなくなっていきます。

効果が乏しい場合はヨクイニン以外の漢方薬を組み合わせて内服していきます。

乳酸ピーリング剤

乳酸ピーリング剤を水いぼ部分に塗布し、数分後拭き取ります。

1週間に1回のペースで塗ります。

痛みのない方法ですが、治療回数がかかります（通院期間が長くなります）

少しずつ水いぼが小さくなったり、消えていくなどして徐々に減っていきます。

水いぼ家庭での治療方法

水いぼに効果のあるイソジンでのホームケア

水いぼで調べているとイソジンでのホームケアにたどり着く人が多いのではないでしょうか？

私もこの方法をためしましたが、方法はいたってシンプルでイソジンを水いぼに塗る！です。

まず、お風呂上がりや寝る前に、綿棒にイソジン消毒液を染みこませ、水いぼ１つ１つに塗っていきます。その後、上からふたをするようなイメージでイソジン軟膏を塗り重ねます。

イソジンは液体のイメージがありますがこのような軟膏タイプもあるんです。

イソジンには即効性があるわけではありませんので、毎日根気強く続ける必要がありますが、最初は光沢があって白や薄いピンクに見えていた水いぼがかさぶたのようになり、枯れてきて治ります。

ただし、イソジンを塗る時に一度にたくさんの水いぼに塗ると、アレルギー反応を起こす事がありますので、数が多くなってしまった水いぼには適しません。

イソジンに含まれているポビドンヨードという成分にウィルスの殺菌作用があり、イソジンを直接水いぼに塗ることにより水いぼを殺菌する効果があるようです。

まとめ（そもそも水いぼの治療は必要なの？）

子供の二の腕に水いぼが出来て皮膚科で治療（ピンセット）した後に、今度はお腹に水イボをみつけました。
前回、治療した時に痛そうだったのと、もう取りたくないと子供が言うので、どうしようか悩んでいる時に小児科にも行くことがあり、小児科の先生に相談したら水イボはほっておいても治る病気だから、無理してとらなくても大丈夫と教えられました。

どうやら水イボの治療は先生によって考え方が様々なようで、ほっておいても治るけれど、ひろがる前に取ってしまう派と、そのうち治るのだから痛い思いしてまで取る必要はない派の先生がいるみたいです。

水いぼは自然になおる病気で深刻な病気ではなく、必ず取ると決めるのでもなく、絶対取らないとも決めるのものでもなく信頼する先生と相談して是非とりたいという人はとってもらい、取るのが痛いから嫌だという人は希望によって放置しても大丈夫な病気みたいです。

ただ、米粒大以上に大きくなると2次感染をおこすので除去をすすめる先生が多いみたいです。

水いぼの治療はケースバイケースで対処するのがベストみたいですね。

そこで、お腹の水いぼは、ピンセットでつまむ治療をやめたのですが水いぼがなかった上の子の太ももに水イボを発見！？

けっこうな感染力がある事をしったので、ほっておく作戦もやめてイソジン治療をしてみることにしました。

２人の我が子の水いぼは本当に小さくて（つまようじの先ぐらいの大きさ）イソジンを塗り始めて、さらに小さくなり

お風呂上りに私がタオルでごしごし体をふいてあげているときに、子供が【イタッ】というので水いぼをみると

タオルに、こすれて水いぼも一緒にとれたみたいで、完治。

ただ、このイソジンまったく効果がない人も多いみたいなので、水イボがまだ数個の少ないうちに発見できたなら

広がる前に皮膚科で治療してもらうのが得策かも？とりえず病院へ行って治療方法を相談してみてくださいね。

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