鏡餅の飾り方は？いつから？いつまで？意味や食べ方まで紹介します

お正月飾りの代表ともいえる鏡餅ですが、結婚するまでは気が付けば母が飾り付けを終えていて、あまり深く考えたことがなかったのですが、いざ自分が用意しようと思うと、いつまでに飾るの？場所は？飾り方は？など疑問がいっぱい。
気になりだしたら止まらないのでお正月に関連する本を手あたり次第、鏡餅の部分だけ抜粋して読んでスッキリ解決。
せっかく調べたので紹介したいと思います。

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鏡餅の意味は？

丸い二段重ねのお餅をなぜ『鏡餅』と呼ぶのかは、昔の鏡と同じ円形をしているからだとか、他にも色々諸説あり由来ははっきり
していないみたいです。
ただ、鏡餅は正月に迎える年神さまのご神体にあたり現在でも神社のご神体になっています。

●橙（だいだい）みかんの部分
木から落ちずに実が大きくなることから、家が代々栄えるようにと願うもの
●御幣（ごへい）紅白の四角い紙
四方に大きく手を広げて繁栄するように願いうもの
●裏白（うらじろ）と譲り葉
葉の表面が白いことから心に裏がない清廉潔白を願ったり
常緑の葉であるので、長寿を願ったり
古い葉と新しい葉がしだいに伸びてくるので久しくさかえるようにを願うもの
●四方紅（しほうべに）お供え物をのせる紙
四方を『紅』で縁取って災いを祓い１年のはんえいを願いもの
●三方（さんぽう）お供え物をのせる台
尊い相手に物を差し上げるときに礼儀としてのせる台

これがすべてそろった鏡餅ですが略式のものでも大丈夫みたいです。
白い半紙か紅白の紙を敷き、餅の上にミカンだけでも大丈夫なようでした。
セットになってスーパーで売っているものでも問題はないでしょう♪

どこに飾るの？

基本的には床の間にかざります。床の間がない場合は神棚に。
最近は床の間も神棚もないおうちが多くなっていると思いますが、その場合は家族が集まるリビングの高い位置がよいみたいです。

その他にも、神様がおすわすといわれるトイレやキッチン、仕事場や勉強机など運を呼びたいところにおいてもよいそうです♪

いつから？いつまで？

『正月事始め』１２月１３日は『歳神様』を迎えるための、新年の準備を始める日とされてきました。

その正月事始めの１２月１３～１２月２８日までに飾ります。

２８日までに飾り忘れたら２９日と３１日は避けて、３０日に飾ります。

２９日は『９』苦しむに通じる数字であったり、二重苦などと縁起が悪く
３１日の大晦日は『一夜飾り』といって神様をお迎えするのに誠意がないとして飾るのがNGな日になります。

いつまで飾るかですが正月飾りは元旦から７日（地域によってまちまち）までを『松の内』といい
歳神様がいる期間とされており、松の内が終わる１月７日に片づけるのですが、鏡餅は鏡開きの
１月１１日に歳神様にお供えたお下がりとして、鏡餅をいただきます。

食べ方は？

鏡餅は刃物で『切る』のは縁起が悪いとされているために、叩いたり、割ったりして細かくしていただきます。

おしるこや、磯部持ちなどにしたら美味しくいただけます。

最近売っているプラスチックの方に小さなお餅が詰まって売られているものはサイズ的に割らずにそのままでも
食べれます。

まとめ

いろいろ堅苦しい事がたくさん書かれていましたが、こういった家単位の行事は家族みんなでワイワイ楽しく
賑やかに行うのが一番福を呼び寄せるらしく、とにかく楽しんでお正月の準備をする事が大切なようです。

いろんな場所においても大丈夫とあったのでフェルトで作った鏡餅などをチョコチョコ飾っていたのですが
残念な事に造花やプラスチックやフェルトのような作りものには神は宿らないらしく神々がきてくれるのは
瑞々しい命を宿したもののみらしいです。
正しい物を１つ準備しておけば、後はディスプレイとしてお気に入りの正月飾りを楽しむのもいいのではないでしょうか？♪

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